0404 手術②

手術を決めたとき。

手術をする話が出たのは中学3年か高校1年のころ、整形の女性の先生にお会いした時です。大学病院で側湾を専門に診ている先生で、リハビリに通っている療育センターでも診察するということでお話しました。その後、療育センターでも診察してもらって、肺機能の低下や座位の安定性を考えて手術を勧められました。側湾症の方は、曲がりがだいたい30度をこえると手術を進めるみたいで、私はそのころ100度をこえるカーブでした。

診察の途中で『手術する?』みたいな軽い話になって、PTの先生と話していたら『手術をすると肺の動きとかの身体機能的にはよくなることは確実だろうね』とのことでした。そのときに1番気になっていた治療費のことを聞いてみると、『入院費とか食事代はかかるけど手術自体のお金はかからない』といわれて手術を決めました。

最初は、夏休み少し前から手術をして夏休み終わって少しくらいで復帰をする予定でした。でも手術をするにあたって、しないといけない検査もあるし、少しでも輸血を減らすために自己血を採っておく必要があるといわれました。先生は冬休みにと思っていたようですが、高校生だったので、「勉強が少しでも簡単なうちに!」という私の希望を聞いてくれて夏休み後に決まりました。早まった分予定がつまっていて、毎週大学病院まで自己血を採るために通い、検査入院も何度かしました。もともと、結構痛みには強くて、注射も好きな方でした笑

でもやっぱり脊髄造影をやったときは痛かったです、、、(><) 麻酔をする痛さもあるし、何より背中でなにをやられているかわからない恐怖感が強かったです。それと、検査が終わったあとに、動かされて逆さまにされた影響から頭痛がして辛かったです。

自己血のときはめっちゃ楽しかったです!学校を5限くらいで早退して1時間もかけて病院に向かってました。最初にヘモグロビンの数値を測る採血があって、そのときはさっと手の甲を出してました笑  腕はミスされやすいし、自己血を採るときに使うから失敗されたらまずかったのでね。血液科の先生も看護師さんも優しくて楽しくお話をしてました。最後の血を作るための注射がめーーーっちゃ痛いこと以外はいい思い出です。